建設業に特化した人材派遣・育成のアイアール株式会社

自分がオリジナル! ~ KEN THE 390(1)

社会に出ればぶつかる壁!あきらめちゃダメ!前に進むだけ!

アイアールのイメージキャラクターを務めてくれることになったヒップホップ・アーティストのKEN THE 390さん。学生時代から活発にライブを続けアルバムもリリースするなど活躍してきたが、バリバリの会社員経験も持つ。忙しいからこそできること、困難があるからこそ越えられるものがあるという。そんなKENさんから、アイアールで新しい仕事に挑戦しようという人たちへのメッセージを、当社営業の倉本と人事の加藤が聞いた。KENさんのキーワードは「能動的」だ。

人の真似じゃない自分オリジナルの強み

――ラップとの出会いについて教えてください。なぜラップの世界にハマったのですか?

KEN 中学・高校とバンドを組んでいて、ベースを弾いていました。あるときヒップホップをやってみようということになりました。学生バンドの世界ではコピーが当たり前ですが、ラップの世界では人のものを歌うのはカッコ悪いこととされていて、「自分で歌詞を書いてみなよ」と言われました。それをインストゥルメンタルに乗せて歌っていくんです。
いま思えばメッチャ下手くそな歌ですよ。でもつたないなりに、自分のオリジナル歌が2日程度でできちゃった。それまで何年も音楽をやってきてオリジナルなんてほとんどなかったのに!それがすごく新鮮で嬉しくて、楽器を止め、どんどんのめり込んでいきました。

――当時はどんな歌を歌っていたのですか?

KEN 「おれらはすげーよ!他とはちがうんだよ!」みたいな、自分のことを大きく見せることを「ボースティング」っていうんですけど、そんな歌が多かったですね。ただプロになった今でこそ、メッセージを伝えることも大切にしていますが、ラップではメッセージ性が問われるというより、うまく韻を踏んで面白く話すことがまずは大事なんです。
「あなたの言いたいことは何ですか?」といきなり言われても難しいですが、「あなたの名前は何ですか?」と言われたら、「KEN」だから「PEN」みたいな韻を踏む言葉を連想ゲームみたいに重ねていくだけで音ができ上がっていくんです。

――簡単そうにおっしゃいますが、言葉のセンスは必要ではないですか?

KEN ヒップホップって言葉を知らないとできないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ただ語彙は多くなくても、話は上手いほうがいい。ストーリー立てて話せるとか、言葉数は少ないけれど的を得ているとか、適切な文章が書けるとか、です。
ちょっとアウトローなイメージがありますが、それは僕らが知らない世界のことをたくさん経験している人たちが、語ってくれるからそう感じるんだと思います。その人の話し方が面白ければ、より中身がスーッと入ってきます。

サラリーマンからプロのアーティストへ

――大卒でリクルートに入社、それを辞めてプロのアーティストに転向されました。

KEN 学生の時からずっとラップをやってきて、音楽を続けていきたいとは思っていたのですが、大学を卒業するときにはまだ、それだけでは生きていけなかった。どうせはたらかなきゃいけないから、バイトするくらいなら正社員になろうと思い就職しました。中でも、若いうちに仕事を任せてもらえて、社会で通用するスキル・能力が身に着きそうなリクルートを選んだんです。

――リクルートさんって結構忙しい会社ですよね。

KEN すごく!忙しかったですよ。毎日会社を出るのが夜10時くらい。それからご飯食べて夜中12時くらいから、3時に寝るまでラップをやっていました。週末はライブ。でも、それが仕事に支障が出るほど忙しくなってきたため、両立は無理という結論に至り、音楽のほうを選びました。

――会社を辞めて何か変わりましたか?

KEN 辞めた直後は気が緩んでしまいましたね(笑)
会社員のころは、仕事を終えると、疲れてはいても「よーしやるぞ!」とウキウキしながら帰り、夜中の3時間に「ここしかない!」っていう集中力で取り組んでいました。だから確実に毎日3時間やるために飲み会にも行かないし、テレビも見なかった。
ところが、全ての時間を音楽に使えるようになると、朝遅く起きて、テレビを見たり友達と遊んだり、1日3時間もやらない日も続きました。やはりメリハリがあったほうが物事には集中できます

――趣味でやっていたころと、プロになって一番大変だったのはどんなことですか?

KEN メジャーレーベルと契約して、仕事が大きくなってくると関わる人の数も増えてきます。コマーシャル的な要素も増えて、自分が表現したいこと異なる意見を盛り込んでいかなくてはいけないことが出てきます。正直ストレスに感じることもありました。

うまくいかないときはひたすら苦しんでみる

――スランプに陥るようなこともありますか?そういうときはどうやって克服するのですか?

KEN 曲がうまく書けなくて落ち込むことはありますね。頭ではいいイメージができているのに、書けない。
そういうとき、僕はひたすら書き続けます。いったん離れて気分転換をしたほうがいい、という人もいますが、いったん離れてしまうと、次に戻ってもまた書けないんです。結局離れていた時間分だけ無駄になってしまう。その間もずっとモヤモヤしているわけですし。だったらショボくてもいいからノートに書き続けて、ウーッて苦しんでみる。僕はペンを動かしながら考えるタイプなんです。何もテーマがなくてもとりあえず書く。3日くらい苦しむと抜けてきます。スパルタ式ですね(笑)

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KEN THE 390KEN THE 390(けんざさんきゅうまる)
ヒップホップ・アーティスト。自らのラップはもちろん、イベント/レーベル運営まで精力的に行い注目を集める。フリースタイルバトルで実績を重ねた後、2006年1stアルバム「プロローグ」にてデビュー。現在までに、フルアルバム8枚、ミニアルバム4枚をリリース。2016年にはCDデビュー10周年を記念したベストアルバム「KEN THE 390 ALL TIME BEST」がリリース。活発なアーティスト活動を続けながら、現在は話題のMCバトル番組”フリースタイルダンジョン”にも、審査員としてもレギュラー出演。またタワーレコードが主宰する放送局「タワレボ」にて番組パーソナリティを務めるなど、その活動は多岐にわたっている。
オフィシャルWebサイト:http://www.kenthe390.jp/

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